生 垣


生垣の魅力

春さきのベニカナメ(カナメモチ)の生垣は、真っ赤な新芽がすばらしくきれいだ。このベニカナメは、秋の長雨の後にも新芽を出し、塀というより観賞用の樹木だろう。カナメモチの赤と緑の木のコントラストは、なんとも魅力的。わざわざ遠回りしてこの道を歩く。以来、生垣に興味を持つようになりました。
刈り込まれた後のイヌツゲの生垣。カイヅカイブキの生垣も筒仕立てにすると圧巻です。

ベニカナメ

イヌツゲ

カイヅカイブキ

筒仕立て

低い生垣

さつきの半円の生垣やツゲの玉仕立てなど低い生垣は、塀というより区切りというべきか開放的です。
石と低木さつきの緑と馬酔木(アセビ)の赤芽の植え込みもこころ和む趣があります。

生垣とは少し違いますが、芝桜の斜面植えはメルヘンチックで華やかな雰囲気になります。

さつきの半円

ツゲ玉仕立て

石と低木

芝桜の斜面

花の咲く生垣  1

冬の花が少ない時期に、山茶花の生垣があかい花をつける。
白の山茶花や赤い山茶花もある。花の咲く期間が長いのもいい。
春になると葉をつける前に薄い黄色い可憐な花をつけるドウダンツツジの生垣もかわいい。

山茶花

白い山茶花

赤い山茶花

ドウダンツツジ
花の咲く生垣  2

同じ頃、鮮やかな黄色のレンギョウの生垣。こちらはシナレンギョウは緑の葉と黄色い花のいろどりが若い息吹を感じさせます。
山吹の生垣の黄色もきれいです。八重の山吹もあります。

レンギョウ

シナレンギョウ

山吹

八重の山吹
花の咲く生垣  3

白いゆきやなぎの生垣も遠くの方からもひときわ目立ちます。ふわっとした感じが素敵です。
黄色の小さい花を咲かせるモッツコウバラの生垣は花をたくさんつけます。
つつじの生垣も花を咲かせるといっそう鮮やかになります。

ボケの花の生垣も枝が伸びやすいですが、花が咲くときれいです。

ゆきやなぎの生垣

モッコウバラ

つつじの生垣

ボケの花の生垣

花の咲く生垣  4

黄色いキンシバイの生垣は代々木公園の坂のところでみられます。
金木犀の生垣は花のない時期はとても地味ですが、香りがすると人目を引きます。
ていかかずらの生垣はジャスミンによく似ています。ほのかな芳香臭もします。
黄梅の生垣は花が咲く頃はまだ葉が出ないので透け透けですが、花が終わると緑がきれいです。

キンシバイの生垣

金木犀の生垣

ていかかずらの生垣

黄梅の生垣


花の咲く生垣 5

 真夏に白い小さい花をつけるアベリア。うすピンクの花をつける種類もある。
小枝がすぐ伸びるので刈りこみが大変だが丈夫な木である。
 遠くからでも目立つ。ペチュニアの花の生垣?はコンクリートを覆ってしまうほど垂れて咲いている。遠目にはつつじの生垣の
ようにも見えた。

アベリアの生垣

ペチュニアの生垣
葉で覆われたコンクリート塀

ツタの塀だと思っていたが、アイビーのようでもある。丁寧に手入れされ葉の色がとてもきれい。アイビーの塀ということにして
おきましょうか。
 洋風レンガ塀に這わせたのもいい。アイビーは斑入りもある。

アイビーの壁

洋風レンガ

アイビー斑入り

真っ赤に紅葉した生垣

 春は新緑、やがて白い花を咲かせ、秋には真っ赤に紅葉するどうだんつつじの生垣。どうだんつつじの赤は、ひときわ鮮やかです。
葉の大きめのベニカナメ(昔は赤芽ともいった)は燃えるような赤です。高く長い生垣は遠くからも目立ち圧巻です。

どうだんつつじの紅葉

葉の大きめのベニカナメ
我が家の塀
生垣はなく、竹の建仁寺垣と周りはアルミのフェンスです。