西山荘

  茨城県常陸太田市にある西山荘です。水戸光圀公が晩年を過ごした土地です。
 1691年5月から亡くなった1700年12月6日までの10年間をこの地で、大日本史の編纂に費やしました。
 執筆はこの丸窓のある書斎で書いたといわれています。光圀が住んだ頃は裏にある守護宅のあたりまで屋敷が連なって
 今の倍以上の大きさでした。1817年に焼失しましたが、1819年に今のように規模を縮小して再建されました。
  屋根の上にあるのはイチハツというアヤメ科の植物で屋根の乾燥の目安になり、痛みをおさえたといいます。
    

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