変化咲き朝顔 管弁獅子牡丹

 8月下旬に日比谷公園で開催された変化咲き朝顔展でみた管弁獅子牡丹です。
   
  
 花の咲き方は一重咲き(単弁花)、八重咲き、牡丹咲きに分けられるが、更に花の形から 梅咲き、桔梗咲き、桜咲き、石畳咲き、錨咲き、抱咲き、撫子咲き、イギリス咲き、糸切り咲き、菊咲き牡丹、茶台咲き、車咲き、風鈴咲き、鳥甲咲き、髭咲き、管弁咲き、髭交じりあぶみ風鈴咲き、獅子咲き牡丹、采咲きなどがある。
 変化咲き朝顔の名前のつけ方は古くから習慣上決まっていた。葉、茎、葉の特徴に説明をつける。葉の色、葉の癖、地合い、形の順。 花は色、模様、弁の変化、花質の順で付けられる。
 変化咲き朝顔は人工交配によって作られ、種が取れない。

(写真集 昭和の変化咲き朝顔  小川信太郎著 中日新聞本社 1981年発行より)