茂林寺(館林)


ぶんぶく茶釜で有名な茂林寺です。

参道にはタヌキの像が25体並んでいます。
少し大きいのでびっくりします。



  「ぶんぶく茶釜」の話

 なかなか売れない古物商の店先に茶釜に化けたタヌキが・・・。
 りっぱな茶釜があることで店のものも売れ始めます。
 茶釜を見た和尚さんは、それを買って寺に戻ります。
 沸かさないのに茶釜には湯が入っています。
 和尚さんは、そのお湯で茶を飲んでみました。
 おいしいので何杯も飲んでみましたが、お湯が減らないのです。

 ところが、和尚さんが出かけた隙に小僧が茶釜を洗い火にかけます。
 驚いたタヌキは、あつくて古物商の家に逃げ帰ります。
 茶釜の尻尾を見て、古物商は和尚さんをだましたことを知ります。

 タヌキは軽業ならできると、古物商とタヌキは軽業をして客に見せました。
 喜んだ客はお金を置いていきました。
 売れなかった古物商はタヌキのおかげで幸せに暮しました。


 行き方

  東武伊勢崎線 茂林寺駅下車 歩10分
  駅を降りて、郵便局の前を進み、大きな道に出ると左方向へ 
  しばらくすると茅葺の茂林寺の本堂が見えます。